Vol.88

もっと食べさせてあげたいけれど・・・。

猫さんの暮らし
キャットフードを、体重別に記載された分量を守って、朝夕2回に分けてあげている。

体重に合っている量のはずなのに、「もっと、もっと」とせがまれる。

朝も夕方も、空っぽになったお皿をいつまでもペロペロとなめていて、それを見るたびに切ない気持ちになる。

もっと食べさせてあげたいけれど、獣医師さんには、体重は適正範囲内だから、このままを保って、と言われている。

朝夕、キャットフードの準備をしようとすると、準備しているお台所のシンクに飛び乗り、袋から出てくるフードを食べようと必死で顔をお皿につっこむ。
「だめよ」「ちょっと待っていて」と顔をよけようとする私の手をかむ。

そんなこんなで、ようやく準備できたキャットフードをごはんの場所に置いてあげると、わき目もふらずに一気に食べてしまい、また、空になったお皿をペロペロなめている。

その姿を見て、また切なくなる。

でも。
体重は適正で、この体重を保つように指導されているし、この体重を保ってあげるのは私の責任。

もっとたくさん食べさせてあげられればいいのだけれど・・・。

というお悩みをお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。

もっと食べたいことがわかっているのに、適正体重を保つために、それは、できない。

つらいお悩みですよね。

このようなお悩みで苦しんでいらっしゃる方にはぜひ、手作りごはんをおすすめしたいです。

ドライフードは、カビの発生等を防ぐため、水分含有量が10%程度。

つまり、小さな粒の中に、栄養素がぎゅぎゅぎゅっと詰まっているため、たくさんの量を食べれば、当然のことながら、食べた分だけ太ってしまうのは避けられません。

しかし、手作りごはんなら、使う食材を工夫することで、キャットフードよりはずっとたくさんの量を食べてもらうことができます。

もちろん、無暗にあげれば、手作りごはんでも太ることは否定できませんが、そのあたりは工夫しだい。

ごはんを食べた後の「もっと食べたい」という不満の顔ではなく、「あーおいしかった」という満足の笑顔を見たい方、ぜひとも、手作りごはんに替えてみませんか?

猫さんも笑顔。
そして、あなたも笑顔。

手作りごはんなら、それがかないます。


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ペット食育協会・ペット食育上級指導士 鈴木美由起




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