猫さんのごはんの食べ方の変化

猫さんのごはんの食べ方、つまり、猫さんが、どんな風にごはんを噛むかとか、ごはんを食べる時の角度はどうだとか、小さな事ではありますが、そういうことを観察して知っておくこと、とても大事だと思っています。

たとえば、普段は正面をむいてごはんを食べているのに、首を片方に傾けて、一か所の歯だけで噛んでいる、ということがあったなら・・・。

もしかしたら、反対側の歯の歯茎が腫れているとか、あるいは、歯がぐらぐらしているとか、何かのトラブルが起きている可能性があります。

「ちょっと失礼」なんて、軽く言いながら、でも、しっかりと、お口の中の状態を見てあげてください。

そして、もし、上記のようなことが起こっていたら、すぐに獣医師さんに相談していただき、適切な処置をしていただくこと、おすすめします。

歯周病の治療や抜歯が必要となると全身麻酔が避けられないことも少なくありません。

猫さんが老齢になればなるほど、麻酔をかけることに慎重になる獣医師さんが多くなるのは想像に難くないこと。

麻酔は避けたいから抜歯はできない、となると、お口の中の状態が悪いままでの暮らしを強いてしまうことになります。

猫さんの、ごはんの食べ方に何等かの変化が見られたら、ぜひとも、お早目の対処を。

そして、対処のあとには、きちんとした歯磨きをはじめましょう！

早いうちから、何も起こっていないうちから、きちんと効果のある歯磨きができていれば、これらのことが起こりづらいのは言うまでもありません。

猫さんの健康を保つためにはもちろんのこと、猫さんの快適な毎日のためにも、歯磨きをしてあげたいですよね。

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