Vol.26

歯がぐらぐらしていたら嫌ですよね。

想像してみてください。
もしも、歯がぐらぐらしていたら・・・。

物も食べづらいだろうし、そのせいで、食欲がなくなるかもしれません。

とても不快な気分になるだろうし、さらに痛みが伴ったら、何だか、気分も落ち込んでしまいそう。

これはきっと、猫さんもいっしょです。

猫さんに、ぐらぐらしている歯はありませんか？

歯がぐらぐらしているということは、歯肉溝が広くなってしまっている、ということ。
そこからお口の中の菌が全身に行ってしまうのは避けがたい状況です。

きちんとした歯磨きができていないようなら、事態はより一層深刻なことに。

歯周菌が、あらゆる病気の原因になっているのは、これもまた、人も猫さんもいっしょなのです。

歯がぐらぐらしていたら、早めに動物病院に行き、きちんとした処置をしていただくこと、おすすめします。

たとえば、抜歯しなければならないとなると全身麻酔が必要です。

猫さんが老齢になればなるほど、麻酔をかけることに慎重になる獣医師さんが多くなるのは想像に難くありません。

麻酔は避けたいから抜歯もできないとなると、歯がぐらぐらしたまま、後にもひけない、前にも進めないという、頭を抱えたくなる状況になってしまいます。

歯のぐらぐらを見つけたら、ぜひとも、お早目の対処を。

そして、対処のあとには、きちんとした歯磨きをはじめましょう！

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