Vol.45
「猫さんが、ごはんを残す日があって心配」について。
猫さんの「食」には、
猫さんを愛しているからこそ、の
いろいろな悩みがつきまといますよね。
「うちの子、食が細いんです」と、猫さんの食についてのご心配を口にされるのは、Aさん。
お話をうかがうと
■Aさんと暮らす猫さんは、「時々」キャットフードを残すことがある。
■キャットフードは、フードの袋に、体重別に記載してある推奨量をあげている。
■見た目に背骨や肋骨は浮き出ているわけではなく、触ると、ほんのり、骨のぽこぽこがわかる程度に肉がついていて、上から見た時、猫さんのウエストのくびれは、かろうじて「あるかな?」と確認できる、という感じ。
■猫さんは、キャットフードを残した日でも、いたって元気である。
ということがわかりました。
さて。
確かに、ごはんを残す日がある、という点に焦点をあてれば、Aさんが、ご心配なさる気持ちも、よくわかります。
食が細い、とお感じになるのも、当然のことなのかもしれません。
しかし、ペットフードに記載されている体重別の一日の給与量は、あくまでも目安であり、それぞれ個体差があって当然、絶対視する必要はない、と考えると、気持ちは、とてもらくになるのではないかと思います。
私たち人間だって、何となく食欲のない日もあれば、
「今日は、すっごくたくさん食べたい!」
「食べても食べても、お腹がすく!」
という日もあります(私だけではないことを願いつつ・・・)。
日によって、体調も違えば、運動量も違うもの。
食べる量、食べたい量が日によって違うのは、ごくごく当たり前のことなのではないでしょうか。
Aさんと暮らす猫さんの場合、ごはんを残した日であっても、元気いっぱいだということですので、体調が悪いから食べない、というわけではなく、
体が、それ以上の量を要求していないから食べない、ということなのでしょう。
食べる量を控えることによって、消化のために使うエネルギーを、体のメンテナンスに使い、自身の体調を整える術を知っている、立派な猫さんなのだと思います。
■福猫本舗
猫さんの食と快適暮らしのアドバイザー
ペット食育協会・ペット食育上級指導士 鈴木美由起
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