VOL.41 猫さん同志は仲良しになれる!/2005年10月25日(出会いから420日)




相棒猫日記
ももちゃんは新しい環境に慣れてくれるのか、うめちゃんは、ももちゃんと仲良くなれるのか、という私の心配は、数時間を過ぎ、1日を終え、そして新しい朝を迎える頃には、すっかり消えていた。
うめちゃんとももちゃんは、徐々に距離を縮め、お互いの、お互いに対する興味や好奇心を満たしながら、一緒におもちゃを追いかけて遊ぶまでになってくれたのだ。

私の心配が杞憂に終わってくれたことに、心から感謝。
ありがとう、うめちゃん、ももちゃん。
相棒猫日記
ももちゃんを、新しい仲間として迎え入れるにあたり、ずっと心の中にあった「猫さんは必ず仲良しになります」という、ある獣医師の言葉がよみがえってくる。
しかし、その獣医師の言葉も、仲良しになるまでは1ヶ月から3ヶ月と、長期戦を覚悟してという前提にあったので、うめちゃん、ももちゃんの認め合いは、とても早い時期にかなったと考えていいのだと思う。
臆病で慎重なうめちゃんに対して、大らかで無邪気なももちゃんは、とてもいいコンビなのかもしれない。
相棒猫日記
ももちゃんが来てくれて3日目、一緒に肩を並べて外を眺め、4日目、おもちゃで遊んだ後に、お互いに好きな場所でお昼寝を楽しむふたり。
何とも平和な寝姿だ。

うめちゃんは、実家のパチャのところへ遊びに行くことはあっても、自分のテリトリーに、知らない猫さんを迎えるのは初めてのこと。きっと、緊張して疲れたことだろう。
相棒猫日記
天真爛漫とはいえ、まだまだ小さなももちゃんにとっては、知らない場所での新しい生活が負担でないはずはないと思う。

ゆったり、のびのび眠る体に触れながら、私はふたりに「ありがとう。ふたりとも、とてもがんばってくれたよね」と声をかけた。






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